最新のフォーラム受講曲、フィードバックはこちら
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3/20 | LISZT 詩的で宗教的な調べより 3.孤独のなかの神の祝福 S.173-3 HAYDN ピアノソナタ Hob.XVI:32 h-moll |
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2/21 | CHOPIN ノクターン第8番 Des-dur op.27-2 マズルカ a-moll op.59-1 J.S.BACH 平均律 第1巻 第20番 a-moll BWV865 平均律 第2巻 第15番 G-dur BWV884 |
ショパンのマズルカ、3拍目、2拍目のアクセントを自由に操る
均等なリズムにはならないよう、言語の抑揚などを考えてみてください(ポーランド語)
レガート練習はペダル無しでやってみること、すごく大事です
バッハの楽譜は白い楽譜。強弱や速度記号、感情表現などの指示が一切ないから平坦になりがちだが、楽譜のeditorになったつもりで
はっきりと、自信をもってアーティキュレーション、
個人的な好みですが、バッハのdynamicはcresc, dimのような抑揚のついた強弱ではなく、もっと四角い、
だんだんと。。ではなく
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2024/1/13 | N.Tcherepnin 3つの小品より「1.夢」 GLAZUNOV 黒鍵の舟歌 LISZT 2つの伝説より「波を渡るパオラの聖フランチェスコ」 |
曲にもよりますが、指揮者練習をしてみることは大事です。どういうことかというと、譜面を机の上にでも置いて、頭の中で音を鳴らしながら、どう表現していくかをイメージすることです。テンポ、強弱など。「弾く」ことにとらわれる必要がないので、音楽のイメージを作りやすいです。 |
1/24 | Granados 演奏会用Allegro GLAZUNOV 黒鍵の舟歌 LISZT 2つの伝説より「波を渡るパオラの聖フランチェスコ」 |
バッハのような感情よりも数学的に理論重視で解釈する曲もあれば、リストやグラナドスのように、感情が先走るべき曲もある。このような曲では、「正しく」「正確」を重んじてはつまらない。押し倒すような感情の勢いが欲しい。 |
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12/2 | RACHMANINOFF コレルリの主題による変奏曲 ニ短調 Op.42、 幻想的小品 ト短調、Fragments As-dur CHOPIN 練習曲 op.10-1 C-dur BACH 平均律 第1巻 第9番 E-dur BWV854 |
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11/5 | BACH パルティータ第1番 BWV825 MOZART ピアノ・ソナタ イ短調 K.310-1 第1楽章 CHOPIN ワルツ第9番 変イ長調 op.69-1 DEBUSSY ヒースの茂る荒野 GRANADOS 演奏会用アレグロ FALLA El amor brujoより「火祭りの踊り」 |
Bach:組曲の対比を考えて。速さというより踊りのステップが(躍動感)に変化をもたらすよう。 Chopin: Lentoなワルツ、上品さを失わないよう Debussy: 音の色、匂いなど考えてみて。 Falla: スペインもの全般に言えることだが、力強いテンポが欲しい Granados: もっと即興的に。楽譜に書かれていないことをたくさん表現していかないと、単純な曲に聞こえてしまう。 |
11/15 | LISZT 4つの忘れられたワルツ第1番 CHOPIN ワルツ(遺作)ホ短調 CHOPIN=El Bacha ワルツ(遺作)イ短調 CHOPIN 練習曲 op.25-1 |
昔から持っている曲を再度演奏する、戻す場合
絶対気をつけること:指の記憶に頼らない。以前勉強した時よりも必ず
新しいものが見つかる、だろう と思い、楽譜を見直しながら練習するよう心がける
レッスンではHow to は学べるけど What は教えられない、というよりwhatを持っていないと、必ず練習に行き詰まるので、どんな音で奏でたい、は常に考えて。
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10/7 | CHOPIN ポロネーズ第5番 op.44 DEBUSSY 前奏曲集第2集より オンディーヌ |
解釈とは、楽譜を文法に基づいて、自分なりに解釈すること。正しい文法はレッスンで先生から学ぶことはできるが、最終的に良い、説得力のある演奏とは自分自身が考え出したアイデアがたくさんあること。解釈が先生頼りになりすぎないよう気をつけましょう。先生はHow toを、演奏者がWhat を考えねば。 |
10/18 | LISZT 3つの演奏会用練習曲より ため息 S.144/3 BACH パルティータ第1番 BWV825より アルマンド、クーラント、メヌエット |
バッハの楽曲を現代のピアノで演奏する際は、バッハ当時の楽器音色を考えて音を作りましょう。具体的にはあまり腕の重さ(重量奏法)ではなく指先だけ(finger technique)で演奏すると良いでしょう。
いつもいつも、どうして作曲家がそうしたか;この音。このリズム、この和音、この和声を考えましょう。16音符でなく、8音符、あえて7連符とか5連符のリズム、2回ではなく、3回繰り返すとか。楽譜を深く読んでいくというのは、こうじゃなかったらどうなの?なぜこう書いたのか?を考えていくことです。 |
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9/3 | FALLA セレナータ・アンダルーサ、El amor brujoより「火祭りの踊り」 SCARLATTI ソナタ h-moll K.27 RAVEL 鏡より「悲しい鳥たち」 BACH パルティータ第6番 BWV830より コレンテ、テンポ・ディ・ガヴォット、ジーグ |
拍子はただカウントのためにあるわけではない
2/2 4/4 は当然違う
3/8 6/8 でも当然リズム感が変わってくる
拍子の捉え方大切に。速度記号とセットに考えるとよい。
特に古典やバロック、現代曲においては。
ロマン派は速度が曲中すごく揺れることが特徴であることから
そこまで拍子を敏感に感じる必要はない。
リズムの話その2: スペインものは3拍子でとるリズムが多い。
フラメンコリズムもそう。スペイン物を演奏する際、必ずこのフラメンコ手拍子を感じて欲しい。
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9/20 | BACH パルティータ第1番 BWV825より クーラント、サラバンド、メヌエットI LISZT ハンガリー狂詩曲第8番 STRAVINSKY 火の鳥より 終曲(作曲家による編曲) |
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8/6 | BACH 平均律 第1巻 第13番 Fis-dur BWV858 トッカータ ハ短調 BWV911 CHOPIN ポロネーズ第5番 op.44 METNER 忘れられた調べ Op.39-1 「瞑想」 |
BACH フーガ、主題がどの声部にきているか、 とても出せるので、
ハーモニー:どこに和声的なスパイスがあるか、
頭でも理解して演奏、分析をしましょう。
ただ、演奏の際は分析は捨て、直感的にフィーリングを重視して、
計画通りの演奏が最も面白くない。
バッハのペダル;例えばdo reを7度ではOKかもしれないけど、2度の場合は響が濁るのでよろしくない
finger legato を大切に。音を繋げるためのペダルは基本的には使わない。
響を豊かにするためのペダル。
平均律:prel. fugue必ずしもキャラクターは違えなくて良いが、
テンポ感とか、
Chopin polonaise レガートの踊り。あまり飛び跳ねるような音色、
pedalの練習。ヴァリエーションが大事。
指使いを検討するよう、ペダルも種類多く、
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7/1 | BACH パルティータ 第1番 BWV825より プレリュード、アルマンド、ジーグ パルティータ 第6番 BWV830より トッカータ フランス組曲 第5番 BWV816より サラバンド CHOPIN 24の前奏曲 第15番「雨だれ」 Op.28-15 |
楽器の特性上強弱の変化ができにくいことからバッハの表現でとても大事とされるアゴーギック。古典様式の強弱なので、必要以上にcresc,やdimはバロック音楽では控えましょう
ショパンの時代、楽器はより進化しdouble escapementの機能もより繊細になってきた。同音をペダルに頼らずレガートで聞かせるためには、escapementの中で音を弾くことがとても大切。特に前奏曲28-15「雨だれ」では永遠と繰り返されるこの同音をいかに静かにレガートに聞かせるのが鍵。 |
7/19 | BACH 平均律 第1巻 第5番 D-dur BWV850 MOZART ピアノ・ソナタ イ短調 K.310 VITALY シャコンヌ(pf, vn) CHOPIN マズルカ op.33-1,2 |
モーツァルト:オペラチックな表現を考えてほしい。連打=笑い、スラー=ため息、など ドラマチック要素を少ない音数に込めて。
マズルカはあまりゆっくりとした踊りではない。渋くならない方が良い。 Vitali:古典的に8小節で展開していく曲。構成を意識して 練習とは自分の求める音、表現、スピードなどに近づける過程。長期的な視野で練習を積み重ねましょう |
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6/4 | MOZART ピアノ・ソナタ イ短調 K.310 Glazunov 3つの練習曲より第3番”夜” Op.31-3、ピアノ協奏曲第2番 第2楽章 |
レパートリーの増やし方として、暗譜で弾ける曲が多いことが大事ではある。したがって、一度暗譜した曲は機会あったり、思い立ったりな時でよいので、なるべく記憶から消えないよう、いつもどこか頭の片隅にあるようこころがけるのは大切だと思う |
6/21 | LISZT 2つの伝説より「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」 Glazunov 3つの練習曲より第3番”夜” Op.31-3 |
リストのソロ曲をアプローチする際、管弦楽的な楽譜の見方をして欲しい。ショパンのようにピアノの特性を最大限に生かすことに特化したのと比較し、リストはピアノから管弦楽の音を響かせようとした。 常に練習の効率性を考えて、ピアノに向かうこと。なるべくやるべきタスクをわかっていて楽器に向かう方が、より音楽的な練習ができるはず。例え、メカニック重視な練習でも |
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5/17 | SCRIABIN 幻想曲 Op.28 | テンポの変化が大事。フォーラムで繰り返し指摘していることだが、心拍数が変動するよう、音楽も生き生きと演奏するには緩急に変化が欲しい。特にpost romanticの曲では |
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4/9 | DAMASE GUIRLANDE(花飾り) LISZT ノクターン「夢の中に」 MEDTNER ソナタ・ロマンティカ 第1楽章 BRAHMS 4つのバラード Op.10 |
楽理の活かし方。
音楽表現は言語と似ている
文法をマスターしていれば必ずしも言語が話せるわけではない。
逆に動詞の活用や冠詞の使い方を正しく理解、活用できていなくても
コミュニケーションは取れる。
でも理想は文法も発音も、読み書きをマスターした上で言語を操りたい
これは音楽にも共通する、例えるなら
文法=楽理(和声や構成の理解)
発音=フレージング、リズム感
読み書き=音色、感情
かもしれない。
個人差で得意不得意があるだろうが
教育的観点からはバランスよく勉強をしてもらいたい。
一つ注意点:
楽理は教科書ベースでも勉強できるが、楽譜の深い分析から楽理を
「感じる」ことこそが演奏に役立つと思っている。
楽器を外れたところでの練習も決して軽んじないでほしいと
いつも教え子さんには伝えている
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4/19 | BACH 平均律 第1巻 第9番 E-dur BWV854 RACHMANINOFF 楽興の時 第3番、第4番 Op.16-3,4 BRAHMS スケルツォ Op.4、 4つのバラードより 間奏曲 Op.10-3 |
*dynamic,tempo は相対的でもある。
その錯覚を利用する事は
表現において大切
dim=強く cresc=小さく
は強弱のルールとして覚えておいて
同じくrit速くaccel ゆっくり
と認識すると楽譜の読み取り方も
変わってくる
* fffが多く続く曲では(特にロシアもの)
弱く弾けるところをとても大切に *バッハでagogikを意識するには大きな
声で歌いながらの練習 *大きな音の和音に必ず言える事だが
左右の音量バランスは常に気をつけて
指揮者的な耳で演奏が必要
特に管弦楽的なブラームスやベートーヴェンでは。
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3/15 | BACH 平均律 第1巻 第2番 c-moll BWV847 DEBUSSY 12のエチュードより 12.和音のために LISZT 超絶技巧練習曲 第2番 a-moll |
跳躍の練習の仕方=鍵盤見ない、体の軸ブレないよう 手が重なる動きでは、できるかぎり上下(sopra, sotto)を離して 手がぶつからないようしてみましょう。 リズム、ハーモニー、メロディ。どれも音楽には欠かせないが、この順番で意識してほしい バッハ及び古典様式の楽曲では音楽理論に基づいた表現を心がけましょう。属調の解決、転調の在り方、主題の変奏。 短い指(親指、小指)で黒鍵を弾く場合、当然手は通常より奥で演奏します。すなわち、黒鍵の間の白鍵部分を弾くことになる。 |
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2/5 | SCRIABIN ピアノ・ソナタ第2番 MOZART ピアノ・ソナタ イ短調 K.310 |
特に古典様式の曲の場合は和声理論に基づいた解釈を心がけたい。どのような和音で解決しているか、和声進行など。モーツァルトの曲ではオペラちっくな表現でドラマ性を大事にしてもらいたい。ベートーヴェンのような感情的なニュアンスではなく、場面転換のような変化を考えてみたい。 スクリャービン:弱音の種類、色を多彩に。 |
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1/ 7 | BRAHMS 間奏曲 Op.118-2 STRAVINSKY 火の鳥より 終曲(作曲家による編曲) BRAHMS 4つのバラード Op.10より第1番、第2番、第4番 MOZART 幻想曲K.475 ハ短調 |
楽譜の読みを深く。
言うのは簡単だが具体的にはどういうことか。
楽譜に書かれた正しい音を正しいリズムで。
もちろん、このため技術を磨いていくことは大切です。が、このことばかり考えていると、練習に飽きが来てしまうし、なんとなくつまらない。納得がいかない、という状況に陥ることが多いです。
こういったときにレッスン等で新しい刺激をもらうのですが、日々の練習でできることもあります。それは楽譜をもっと読み込むこと。
作曲家の身になって考えてみることが大事。どうしてその音?その長さ?その高さ?なぜ付点?なぜこの調性?
このスラーの意味は?スタッカートの短さは?
様々な表記に関しても、もしこれが書かれていなかったら?
これらのことを考えたり、調べたり、頭でわかっているだけでは不十分ですが、楽譜の裏を読み解くこと。演奏上達の鍵と思ってください。
フォーラム形式で行う意図として、楽譜を読み込む力を身につけることを最も大切にしています。
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12/28 | BEETHOVEN ピアノ・ソナタ第31番 第1楽章 MEDNER ソナタ・ロマンティカ 第1楽章 |
ベートーヴェンの曲は常にオーケストラの楽器を想像して 演奏して欲しい。ピアノという楽器の特性を考えすぎず。 |
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11/16 | RAVEL ソナチネ DEBUSSY 2つのアラベスク第1番 CHOPIN 練習曲op.25-1 ワルツop.64-1 |
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10/2 | SCHUMANN クライスレリアーナより抜粋 POULENCナザレの夜会 LISZT 愛の讃歌 |
ベートーヴェンの後期時代辺りから音楽表記を伝統的なイタリア語から母国語で表すことが普通になった。シューマン、プーランクなどもAllegro Adagioのように速度を表す表記だけでは物足りなく、感情面も適切に表した言葉を多く楽譜に残しているので注意深く読み取りましょう。 |
10/19 | SCRIABIN ソナタ第4番、ほか CHOPIN 4つのマズルカ作品67 |
ショパンのルバートは教わることはできない自分の感覚、センスに頼ることで良い。
自由である事が大切。
スクリャービンの
テンポゆれはショパンの様な品の良さよりは
arrebatado
激情にかられる;激高する,取り乱すな要素が欲しい。抑制しきれない感情をむき出しに。
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9/3 | RAVELボロディン風 RAMEAU クラウザン組曲集第1番より、サラバンド、3つの手、小さなファンファーレ SCHUMANN クライスレリアーナより抜粋 STRAVINSKY ソナタより第3楽章 |
バロック時代の装飾音は主に響きを持続させるために用いられていた。現代のピアノではペダルも使えるため実感しにくいが、装飾音抜きで楽譜をよく読み取ってトリルなどを演奏してほしい。 シューマンの音楽は登場人物が多く、またそれぞれ違った個性や性格を持っている。キャラクターを一番に思い描いて演奏するようにしましょう。 楽譜編集者が記載したペダルや運指は参考程度に活用ください。作曲家の指示と違って絶対的に守らなければいけないわけではありません Stravinskyは完全にピアノを一打楽器として捉えていた。リリカルなパッセージもあるが基本的にはペダルにあまり頼らない方が良いと思う。 |
9/21 | CHOPIN 練習曲遺作第2番 RAVEL 鏡より「悲しい鳥」 BACH イタリア協奏曲 POULENC ナザレ夜会 抜粋 CHOPIN マズルカ |
ショパンのマズルカではテンポの揺らし方をなるべく自由に、即興的に(私は2度同じように演奏しない)が最も適用できる
ラヴェル、どこか少し冷たいあまり感情が表に出てこないような音色が欲しい。メロディーやハーモニーの美しさの根底には正確に刻まれるリズムを忘れなく バッハ アーティキュレーションの統一。縦のラインコントロール(特に不協音程の時) プーランク 和声進行やハーモニーの急激な変化は「びっくり」要素。演奏に驚きをもって。 |
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8/7 | CHOPIN ノクターン第8番 RACHMANINOFF 前奏曲作品32より抜粋 BEETHOVEN ソナタ作品90 2楽章 TCHAIKOVSKY Nutcracker |
( CHOPIN)ペダルに頼ったレガートでは不十分である ;ルバートはどの程度なのか?正解は無いが、自然の流れであればどんな風でも大丈夫。旋律を声に出して歌ってみることもおすすめ。 ( BEETHOVEN) 強弱をただ大きい小さいではなく、形容詞を見つけ感情の起伏を表すようにするとより説得力が出る ( RACHMANINOFF) ロシア作品全般に言えることだが、特にラフマニノフでは鍵盤に穴をあけるほどの深い打鍵が望ましい。 ( TCHAIKOVSKY) 編曲、特にvirtuoso系の作品では、演奏の輝きを第一に考えて欲しい。華やかに聞こえるためにどうしたら良いか。重要な音はどれか。。装飾的な音は「適当」でよい。 |
8/17
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BACH パルティータ第2番よりSinfonia SCRIABIN ソナタ第4番、ワルツ |
バッハの楽譜とスクリャービンの楽譜では読み方は全く違う。演奏は楽譜通りに音を奏でるだけでは不十分である。演奏がある程度仕上がって来ると同時に、どのような楽譜に色付けていくかを常に考えて練習に向き合って欲しいです。正しい、正しくないもありながら、最も大事なのは、解釈の説得力です。技術=メカニックは解釈のアイデアがあってからのお話です。 |
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7/2 | RAVEL クープランの墓 プレリュード LISZT 悲しみのゴンドラ |
リストは標題音楽を多く作曲したことからも、音楽に演劇的な「大げさ」な要素が欲しい。「ドラマ性」も考えてみて。 RAVELのハーモニー。不協和音であるような無いような和声を引き立たせるには和音構成される全ての音を聞こえるよう和音を響かせルよう心がけましょう。 |
7/20 | SCRIABIN ワルツOp.38、2つの前奏曲Op.67 ソナタ4番 BACH パルティータ4番 DEBUSSY 水の反映 |
ドビュッシーやラヴェルを印象派という括りに入れることが多いが、私が思うに音楽的には1音1音の輪郭がはっきりしているドイツ古典とは違って、多くの音の集まりが輪郭を作る音楽だと思ってる。だから表に出る音、隠す音などを繊細に弾き分けたい。 スクリャービンやラフマニノフは楽譜に忠実よりもピアニズムを意識したフレージングやダイナミック、ペダリングを考えて欲しい。 バッハの暗譜はまず左手から始めましょう(左手だけで右手を歌いながら)、またペダルを一切使わずに練習することもとても大事。 |
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6/5 | Bartok 組曲 op.14 Liszt ハンガリー狂詩曲10番 Scriabin ピアノ・ソナタ第4番 |
Bartok 不協和音や刺激的なリズムに彼の音楽エッセンスはある。 組曲のような古典様式に、無調へ進む音楽の新しさ、このギャップが欲しい。 Liszt 数多く見られるstaccatto やleggieroの表記。これはペダル関係なしに 軽やかなタッチを意味し、音楽的depth=expressivoのタッチとは正反対にある。 この使い分けが技術的要素が多いリストの曲では特に重要になってくる。 Scriabin が大好きな右手と左手の揃わないリズム。4:5,4:3,5:3など。 これ自体がルバートに聞こえるので、これらの音形リズムはきっちりと計った方が良い。 |
6/15 | Liszt 愛の夢 Chopin ポロネーズ第6番 |
リスト:伴奏音形がメロディーの邪魔にならないよう、影に。 ショパン:ポロネーズは踊りとしては比較的どっしりとゆっくりしたノーブルな踊りであることを念頭においてほしい |