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HOME-1 2021-06-07T15:18:39+09:00

 INFO

クラシック音楽が生まれたヨーロッパ。日本人でありながら異邦人としてではなく、その国のこどもたちの中で奔放に遊びヨーロッパの芸術や文化、言語の中で音楽を学び続けたその生い立ちにこそ、その演奏の魅力が育まれた。ヨーロッパの音楽教育によって育てられた ヨーロッパ芸術の正統 = HERITAGE = を受け継ぐ、雄弁で稀有なピアニストがここに。

Profile

富永 峻/ポルトガル、スペイン、ドイツで育った日本人ピアニスト。

フェルナンダ・ヴァンドシュナイダー、ヴァディム・グラドコフに師事。音楽高校(スペイン) 在学中より、数々の国際コンクールに入賞、マドリード王立音楽院時代にはホアキン・ソリアーノに師事。その後、ドイツ・フライブルグ音楽大学に進み、旧ソ連を代表する伝説的ピアニスト、エミール・ギレリスの直弟子 フェリックス・ゴットリーブに師事。同大学ソリストクラス(修士課程)を卒業。ドイツでも国内ツアー、オーケストラとの共演など幅広く活動。

2010年帰国後は、異色のピアニストとして期待を集め、ソロ演奏のみならずオペラ伴奏、室内楽、コンチエルトなどでも高い評価を受けている。2018年秋、ベートーヴェンの生涯を描いた舞台「No.9不滅の旋律」にピアニストとして抜擢され、大きな脚光を浴びた。卓越したテクニック、ヨーロッパでの豊かな音楽経験が授けた多彩な音色表現、完成度の高いポリフォニーは「今後のピアノ界において貴重な存在」と評されている。
シューマンとムソルグスキーを収録したデビューアルバム”EUROPEAN HERITAGE”をリリースしている。