12/12 Forum

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12/12 Forum

Scriabin/24の前奏曲Op11-1、2、6、11、12番、
Sibelius /もみの木 (2枠)
Rachmaninoff Preludes op.32より
Falla 火祭りの踊り
Brahms Intermezzo op 118-2

Feedback:
モーツァルト、初期ベートーヴェンあたりまでは
digital technique(手首、腕の補助なし) が主流というか
楽器に見合ったテクニックでしたが、楽器の進化に伴い
奏法も変わってきました。フィンガーテクニックだけでは
十分な音量も得られず、豊かな和音の響も出せません。また
打楽器であるピアノから歌うようなレガートが作り出せない。

ショパン、リストによって大きく変わったピアノテクニック。
ラフマニノフ、スクリャービンはこの流れの後継と言えます。
フォーラムでもいつも指摘している、作曲家に見合った音色作り。
これは奏法にも当然関係しています。ピアノを弾くためのテクニックと
捉えず、この作曲家を演奏するためのテクニックという認識で常に
技術の向上を目指してください。

音楽の最も原始的な「姿」はリズム。ハーモニー。メロディーよりも前に
「リズム」が音楽の原動力であることは忘れずに。脈が速くなったり遅くなったりは
生きている証拠。不整脈は危ない。変動しなくなったら死んでいる。



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2021-12-15T20:41:56+09:00 2021-11-14 |未分類|