SCHUMANN Fantasiestuck Hn, Pf (永田さん、塚本さん)
MOSZKOVSKY Etude g-moll (砂山さん)
DEBUSSY Clair de lune (久保さん)
Feedback: 奏法とかメソードとか色々ありますよね。自己経験から語れますが、私も「正しい」演奏法にこだわっていた時期があります。が、「正しい」は音楽には存在しません。それは解釈だけでなく演奏技術に関しても言えることです。これをやれば大丈夫!は安心感、満足感を達成できますが、、、
残念ながら人間は千差万別ですから、全員に適応できるメソードはありません。
大事なことは一つ述べるなら滞りがないことです。physicalにもmentalにも。
できる限り自然であること。これはぜひ念頭にもってもらいたい
シューマンとは:作曲家の「癖」を考慮して解釈を考えましょう。例えばブラームスとシューマンでは同じcresc.の意味合いも若干ことなります。具体的にはシューマンの音楽には「理性を打ち負かす欲望」があります。cresc.はaccelを伴うことが多いでしょう。その辺りを考慮して表現してみてください。
室内楽のポイントととして「一緒である」は大事ですが、お互い時間に縛られての「一緒」は人工的です。緩急を同時に感じられるようリハを行えるのが理想的です。言い換えると=緩急をつけないから合っているでは不十分です