受講曲
Brahms. Intermezzo 119-2
Rachmaninoff Prelude 32-5, 32-12
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練習している曲を暗譜するタイミング。そして、一度暗譜したものを継続させること。
いろんな考え方がありますが、私は曲の暗譜を練習開始後なるべく早く(大きさにもよりますが1ヶ月程度)を目標にしたほうが良いと思います。
曲の全体像もつかみやすくなりますし、楽譜を目で追っていない分「聴く」に注意を向けられます
方法も様々ですが、楽器から離れたところで覚える作業をすることもお勧めします。鍵盤上だけの練習が上達の道ではないことは明らかですし、演奏しながらだと注意しなければいけない音色や指使い、ペダリング、フレージングに気を取られ、自然にしか暗譜が身につきません。これだと特に長い曲では時間がかかりすぎて、あまりよくありません。スキルアップとして、初見の訓練もぜひおすすめしたいです。まずはバイエル程度のものでもよいかもしれません。楽譜を見てすぐ弾く。曲の途中の適当な部分(開いたページ)を弾いてみるとかでもよいです。毎日5分やっているだけでも格段にスピードアップしてくると思います。バッハの短いコラールとかでも良いです。ヴァイオリンソナタのメロディーとかでも良いかもしれません。
暗譜がある程度定着したら、私は電車の中で曲を「起こします」、つっかえずに進むのはかなり大変ですが、演奏に対する集中力を鍛えることはできます。
専門家ではないのでデタラメですがニューロンが定着するには反復が必要そうです。覚えるまで繰り返しましょう。指が覚えるというのもピアノでは十分あり得ますね。