受講曲
*チャイコフスキー=タネーエフ アンダンテマエストーソ 砂山さん
*リスト: エステ荘の噴水(向井さん)
*リスト 愛の夢
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Liszt Jeux deau villa de este
水しぶきのような軽やかさが必要とするこの曲
32分音符をnon legato, staccatoでたくさん練習しましょう。早いテンポだと跳ねている余裕がなく、最終的には「普通」に弾いているよう見えますが、ゆっくりとしっかりと音を1個ずつ離して練習してみることで、brillanteで軽やかなタッチが身につきます。
リストのペダル記号に注意。必要以上踏み変えないでください。ピアニスティックに弾きやすくなるはずです。
Liszt Liebestraum 手に入れる練習をしてください。メカニック=機械的に指に音を覚えこませる作業です。最終的にppのパッセージでもmfくらいで強くはっきり、ミスしないを重要視しながら練習することも大事です。特にロマン派の曲。
Tchaikovsky/ Taneev Andante Maestoso
編曲の特徴は主旋律をたくさんの音が飾り立てられていることで、この単音主旋律がアルペジオやスケールに飲み込まれないようにするには、耳で音を引っ張り伸ばすしかありません。メロディーラインを物理的に強く弾くことで際立てせるのでなく、伸びている音を注意深く聴くことで装飾の音量バランスもちょうど良くなります。
Durufle piano trio
ソルフェージュがフランス語源であるせいかどうかはわかりませんが、複雑な変拍子リズムや2:3,2:5,4:7などの音形はしっかりと理解して演奏しなければいけません。これはメトロノームに合わせて弾くということだけではなく、左右違うリズムの場合、絶妙なアンバランスが心地よく聞えないといけません。
調性音楽では、不協和音=dissonanzには常に深い意味合いがあります。