受講曲; ⑤*Beethoven ソナタ8番 悲愴 2楽章
①*J.s.Bach 平均律1巻1番 Cdur BWV846 プレリュードとフーガ
②*Beethoven: ピアノ、フルート、ファゴットのための三重奏曲 WoO37
Pfパートのみ
③* Brahms op 117-1
④*Rachmaninov Prelude Op.23-5
④*Rachmaninov Prelude Op.23-5
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①作曲にあった奏法を探るには手首、腕、身体の使い方までを意識する必要があります。バッハは現代のピアノの音色とは全く異なった音で作曲をしました。オルガン、ハープシコードであったからこそですので、スタインウェイで古楽器を真似する必要はありませんがその曲にふさわしい音色を見つけましょう。
②Mozart, Haydn, Beethoven初期作品のダイナミック記号は[f] [p] のどっちかであることが多い。楽器の制限もあったことからdimやcrescの記載も少なくダイナミックはフォルテかピアノのどっちか。このメリハリが面白く聞かせるのに大事なので、注意しましょう
③和音では1st violin (右の5指)は常に際立っていてほしい。特に弱音の場合。音の出し方は良くなってきたので、もっと楽に弾けるよう鍵盤と仲良くなるよう研究してほしい
④ラフマニノフは腕の重さで弾けないと音楽の広さが出ない。短期間で解決できるものでは無いが、じっくりと自分の打鍵と向き合ってほしい
⑤悲愴ソナタ作品13はベートーヴェンが耳がおかしくなり始めた頃の作品である。第②楽章は優美で甘いが、どこか影があるよう演奏してほしい。わかりやすい弦楽四重奏的な記法だから、そこを意識してパート分けて練習してください。