vol.31「ピアニスト脳」

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vol.31「ピアニスト脳」

ピアニストは何を考えながら演奏しているのか?
頭の中はどう働いているのか?

技術、暗譜のことだけではなく、その他多くのことを考えながら
演奏をしています。

例えば、音楽イメージについて。

音楽の曲調、雰囲気などを思い描きながら弾くのと、
正しい音をおっかけるのでは、大きな差があります。

言うまでもありませんが、後者は自動演奏と同じです。

魂、個性が無いつまらない演奏です。
魂のこもってない演奏は味のない料理と一緒です。

ではどうやって演奏に味をつけていくのでしょうか?
ピアニスト脳が活躍する出番です。

まずは想像力を働かせて音楽のイメージをなるべく
具体的に描くこと。

例えばシューマンの謝肉祭の2曲目「ピエロ」。
このピエロは何歳?どんな芸を見せてるの?
何色の服を着ているのか?
どれくらいのお客さんが見ているのか?

いろいろイメージしていきながら
音色のイメージも作り上げていく。

これがピアニストとして、考えるべき大事な要素の一つです。

技術的な練習ももちろんですが機械的な反復より、イメージ作りに
重点を置きながら練習を重ねるのもとても大事なことです。

ピアニストは指だけでは無い、「脳」も同じように
素早く働かせないとならないのです。

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2018-12-13T18:45:31+00:00 2016-11-15 |Diary|