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本日のフォーラムでは主に練習法について語りました。
ピアノの練習の仕方には仕事のマニュアルのようなものはありません。
成功の法則もありません。すなわち「必ず上達するピアノ練習法」
「暗譜ができるようになる方法」「綺麗な音色で奏でるためのピアノ奏法」
などを公言することは不可能です。

書籍などの場合商売のPRとして期待できる効果を訴えかけないと営業力の無いやる気の無い商品に
思えますが、実際にピアノの練習やレッスンは商品ではありません。期待できる効果は無いと言っても
過言ではないでしょう。
それは「痩せる」とか「筋力をつける」「〇〇まで貯蓄を増やす」「〇〇販売する」
など誰が見ても結果にズレが無い=数値で証明できる ことが芸術には無いからです。

受け取る側によって薬にも毒にもなるのが習い事かもしれません。

自己判断が重要で、自分で飴と鞭を使い分けることが必要。音楽を奏でる意味(レベル関係なし)を良く考え、自身で立てた目標達成のため方法を探る。この目標設定が上記に示した理由から非常に難しいのであるが、アドバイスとしては長期目線の「理想」と技術に重きをおいた「短期目標」の2種類を同時進行させることをおすすめします。 目標その適切な手助けが指導者の役目でしょう。先入観なしに受け入れることが受講者の役目でしょう。

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2020-09-05T12:51:35+09:00 2020-09-05 |未分類|