newsletter vol.19「バッハの勉強」

こんばんは。

今外はひどい雨が降っている。
台風の影響など大丈夫ですか?
こんな日は家で練習するしかないのかな。

演奏会の準備は順調に進んでいる。
あとは体調を整え、喜んでステージを迎えること。

空席も残りわずか。嬉しい!
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今週のメルマガ動画はバッハの平均律曲集より第2巻の変ロ短調。

バッハの平均律曲集を旧約聖書、ショパンの練習曲を
新約聖書と例えることがある。

なぜだろう?

この2つをマスターすることで、多少大げさかもしれないが、
ピアニストとして必要な技術は全て学べるかもしれないからだ。!

バッハを練習することで鍛えられるもの;
レガート奏法、ポリフォニー奏法、指1本1本の
強化と独立、手首の柔軟性。
これはまさしくショパンの演奏に必要不可欠な技術。
ではショパンの練習曲では何が鍛えられる?

上記に加え、華やかさ、軽やかさ、速く演奏する技術が身につく。
だから、聴いただけではショパンの方が難しく聞こえるが、
バッハも限りなく奥が深い。
全ての曲がポリフォニーとレガートの勉強に役立ち
私自身ピアニストとして、技術の面では
この2点に最も価値、重きを置いている。

バッハ以上に完成度の高いポリフォニックな曲は
作曲されていない。
だから練習不可欠である。
そしてショパンもそう感じていたようでお弟子さんたちにも
平均律曲集の勉強を怠らないよう伝えていた。
この変ロ短調の前奏曲とフーガは
1巻、2巻合わせ全48曲ある中で最も難しい曲。
2本の手、10本の指だけでは理想の演奏は
不可能に感じるほどだ。
その難しさを言葉でするのは難しいため、
譜面付きの動画にした。

フーガを演奏する難しさははっきりとした
メロディーラインがなく、主題があらゆる声部に
あちこち現れてくるのをうまく弾き分けること。

全ての音を集中して聴きながら演奏しなければいけない。
これがショパン含めロマン派の音楽を弾くときに、
感情に任せただけの演奏にならない土台作りだと私は思う。

だから時々苦痛に感じても今でもバッハの勉強は欠かせない。

伝えたいことはバッハとショパンでは共通点が
たくさんあるということ。
100年以上の時代の差はあるが、バッハの勉強が
ショパンの演奏をより豊かにしてくれることは
揺るぎのない真実である。

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