人間の身体の可能性を
最大限に生かした
優雅なバレエとピアノ演奏、
そして身体の知識。
芸術×アカデミックを
同時に堪能できる
贅沢なひとときです!
以下公演内容詳細です。
プログラム
*ピアノソロ:富永峻(20分)
*トーク:柴田進一(15分)
*バレエ:富永黎、ヤロスラフ・サレンコ(20分)
◯Piano
まず最初に、ショパンの
ノクターンとポロネーズです。
次に、バレエで演奏する曲を
ソロで演奏します。
敢えて、同様の曲を選びました。
違うように演奏できるか?
意欲的に取り組む試みです。
ショパンの曲には、
欠かせないテンポルバート。
直訳すると「時間を盗む」。
意訳すると、「規則正しい拍子で
演奏しない」ということです。
規則正しくないものを
ぴったり合わせるために、
打ち合わせ→リハーサル→
呼吸あわせのプロセスを経て、
仕上げていっています。
音楽と踊りの完璧な調和が、
見どころとなります。
◯Talk
クラシックバレエは西洋が発祥。
日本舞踊など、日本独特の伝統芸能が
生まれた背景には、骨格上の違いも
大きく影響したそうです。
長年、バレエにおける正しい身体の
使い方を研究してきた柴田氏に、
美しく踊るための骨格の基礎知識を
歴史的、文化的背景をもとに
語っていただきます。
◯Ballet
バレエの作品名は「アザーダンス」。
全幕物のバレエとはちがって物語性、
装置など無い、玄人向きのバレエ。
ブロードウェイミュージカルの
振付などを手掛けていた巨匠、
ジェローム・ロビンスの振付です。
音楽はショパンのピアノ小品;
マズルカ5曲とワルツ1曲。
音楽を表現する身体を
主にみせるバレエです。
ピアノ演奏とダンサーの動きが
高度な次元で一体化させることが
できるでしょうか?
このハーモニーを皆様に
ご披露できたらと思います。