newsletter vol 13 「ライヴ・パフォーマンス」

先日、公開リハーサルを
聞きに来てくれた読者さまから
質問をいただきました。

Q:ショパンの幻想即興曲の動画を
繰り返し聞いていますが、途中の1音sol#?
が特に大きく感じました。
何か理由があるのですか?
A:わー鋭い指摘。
その方は音楽を専門にやっている
わけでもないのに、そこまで注意深く
聴いてくれたことに感激です。
ありがとうございます。

確かに、あの時の演奏を振り返ると
あの1音は思った以上に強く出て
しまった、ちょっとした失敗です。

弾いていた最中も「あー」っと
自分で驚いたことを覚えています。

原因はペダルを上手いタイミングで
変えなかったこと、連打音なのに
(前の音と同じ音を弾く)
指が鍵盤から離れるタイミングが
少し遅かったこと、ピアノの調律が
少し甘かったことにあります。

このように、細かく分析していくと、
必ずどこかで「あー」と思うところが
あります。

100%と思って練習していても、
本番となればそうはいかないことが、
ほとんどです。

だから舞台では100%の完璧な演奏に
重きをおかず、live performanceの
勢いを重要視して演奏するよう
心がけています。

その代わり練習では
120%=完璧を追求して練習します。

舞台、本番で起きるハプニング。
本当にいろいろあります。

でもポーカーフェイスで
いるしかありません!

ミスタッチしたり、記憶が飛んだり、
思った以上に体がこわばっていたり。
調子が出ないなーと思う時も
あります。

でもそこはプロの意地を見せ、
観客には気づかれないよう
頑張るしかありません!
舞台=演技することですから。

今週は最高の演技を見せられるよう、
完璧を追求します!

それでは。。。

演奏動画は7月8日のプログラムにもある

Chopin / waltz nr 8

気品のある、優雅な
バレエを見せるには最適な作品です。

数多くあるショパンの曲からこの曲を
選んだ演出家、ジェロームロビンスの
センスの良さには感激します。

このワルツは、大胆な転調に、工夫された
左手と右手のリズムの遊びがあり、短いですが
とても聴き応えのある曲だと思います。

皆様はどう感じますか?
いつも愛読ありがとうございます。

富永峻

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