vol.29「Classic vs Pops」

こんばんは。

Classic vs.Pops??

こんなテーマについて少し
書いてみたいと思います。

「クラシックは1曲がとにかく長いから、
退屈してしまう。」

このような意見を耳にしたことがあります。

確かに5分以内の短い曲もあれば、
一般的に名曲とされる曲は
20分を超える曲が多いですね。

そして我々ピアニストは
耳馴染みの良い短いpiano pieceよりは
難しい大曲を演奏したがる傾向にあるから
クラシック=曲が長い
に結ぶつくのでしょう。

長くても10分程度で1曲が完結する
ジャンルと180分もあるオペラの差は
どこから生まれるのでしょうか?

自分なりに分析してみました。

音楽は根本的に3つの要素から
成り立ちます。

*リズム
*ハーモニー
*メロディー

ジャズもポップスも楽譜はコード譜
を利用します。
これにはメロディー(ある場合は歌詞)
と基本的なコード(ハーモニー)
しか記載されていなく、
あとはある程度即興的に音を
加えていきます。

リズムも決められた枠の中では
自由に動かせます。

即興の難しさは才能も関係しますが
長続きさせることです。

どうしても音楽的観点から見ると
パターン化されることが多く、
おのずと反復が多くなってしまいます。

でも、どんなかっこいい旋律でも、
さすが3回以上繰り返されると
しつこく感じますよね。

これが、ポップスやジャズにそこまで
長い曲がない理由だと思います。

1つのモチーフを即興的に
展開させるのは限度がある
ということです。

それに比べクラシック音楽は
(現代音楽も含め)楽譜が全てです。

即興的な要素は必要無く、全て記載して
ありますので、あとは魂を込め
忠実に楽譜を再現する
ことが重要になります。。

書残すわけですからどんなに長くても
労力が増えるだけで、言い換えれば、
長く作れるのなら作ったほうが作曲家の
腕の見せ所ですよね。

もちろん質と量のバランス
を考えながらですが!!

理解頂けると思いますが、
楽譜ありきなのでクラシック音楽
の場合、演奏者が変わるだけで
弾く曲はいつも同じなのです。

これがクラシック音楽の魅力であり、
物足りなさであるのかもしれません。

例えば今Beatlesの曲を現役若手
バンドグループが歌っても、
魅力的じゃないですよね?

でもクラシック音楽の場合、
バッハ、ベートーヴェン、ショパンの曲は
もちろん作曲家本人の演奏が残っていない
ということもありますが、
曲の作りが複雑であり、即興の要素がない
からこそ様々な解釈が可能です。

この解釈の差を楽しむということが
クラシックをより楽しむための
一つであります。

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