vol.24「シューマン」

ロバート・シューマンはご存知ですか?

今度12月24日のコンサート
“SHUN TOMINAGA in sonorium vol.2”
のメインの曲「謝肉祭」作品9は
彼の代表作の一つです。
若い頃から文学と音楽の両方に優れた
才能を示しどっちを優先させるか
迷ったシューマン。

20歳まではは本格的に音楽の道へ
進む決心はしていなく
作曲と並行して小説を書きながら
文学の道でも
活躍しようとしていました。
また同世代のショパン、リストに触発され、
ヴィルトゥオーゾピアニストを
目指していました。
そんな時、人生を大きく左右する
出来事が起こります。

右手の薬指の感覚を麻痺させてしまいます。

指の独立と強化のため、自ら機械を発明し
訓練を行ったのですが、
いざそのトレーニングを終え、
機械を外し演奏をしようとしたところ、
薬指が全く効かない、
麻痺状態になってしまっていたのです。

ご存知のとおり、中指と薬指は
腱が繋がっているので、独立した動きが
しにくく、薬指は弱く特別な訓練が必要です。

シューマンの考えは間違っていなかった
のですが、やり方がよくなかったようです。

この結果、ピアニストの道を諦めることになるのです。

それで作曲と文章の世界を極めていきます。

音楽と文学。
これはシューマンの音楽では切っても切れない関係。

若い頃からドイツ文学の巨匠たちを多読し、
特にETA.Hoffmanの幻想的な世界に
惹かれたそうです。

シューマンのピアノ曲はまるで物語のようで、
フィクションであったり、
ノンフィクションであったりします。

この「謝肉祭」にはたくさんの登場人物
が出てきますがノンフィクションの
分かりやすい例がありますのでご紹介します。

第13番目の曲。
ショパンというタイトルが
ついているのです。
音楽を聴いてみると、それはシューマンが
感じたショパン像なのです。
皮肉っぽくノクターンを表現している様にも
思えますが、確かに
「あー!ショパンっぽいな~」
と感じてしまうのです。

第17番目はパガニーニ。
天才ヴァイオリニストが弓をギコギコ、
ものすごい速さで弾いている姿が想像できます。

このように、シューマンは人の特徴を捉え、
それを音に表す才能がすごかったのです。

シューマンの音楽の大きな特徴です。

皆様は自分の性格を音に表すとしたらどんな
曲だと思いますか?

そんな妄想をしながら、曲を聴いてみるのも
面白いですよ。

今週sonoriumでまた収録してきます。

PR動画をお楽しみに。

いつも応援ありがとうございます。

こちらは内田光子さんの「謝肉祭」

shun-piano

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