クラシック音楽では解釈の違いを楽しむ。ポップスでは曲や歌詞を楽しむ。
どういう事?
ポップスでは作曲者と演奏者が一致する事がほとんど。「これは私の曲です」「私のメッセージ,想いです」。聴いてください!!
好きか嫌いかがはっきりしやすいですよね。
クラシックでは作曲者本人が演奏するというのは最近では稀である。ベートーヴェン、ショパンの時代(19世紀)では作曲者自ら演奏することは少なくなかったが、現代では完全に分離されている。この事がクラシック音楽において良いか悪いかは別として、ポップスとの大きな差はここにある。
同じ名曲が何年も、繰り返して演奏されていく。変わるのは演奏者だけである。
では、同じ曲だからって同じに聞こえるの??いいえ。それはそうではありません。ここがクラシックの最大の魅力といえるでしょう。
同じ曲でも、演奏者が異なるだけで、まるで違う曲に聞こえる。解釈が違うということだ。